■日本のエネルギー自給率



宇佐美誠編『エネルギー正義 公正な脱炭素へ』明石書店

 

宇佐美誠さま、ご恵存賜り、ありがとうございました。

 

 気候変動訴訟や、若者の気候変動社会運動を扱っている、ホットな内容です。

とくにマヌエラ・ゲルトハート・ハルトヴィッヒ著、第三章「エネルギーシステムの不正義性」を興味深く読みました。

太陽光発電や電気自動車のバッテリー用の鉱物は、第三世界で採掘されていることが多く、児童労働の問題があります。またその鉱物は、採掘された後に、中国で加工されているので、諸国の経済は中国に依存してしまう、という問題があります。

日本のエネルギー自給率は11.3%で、37位です。これを引き上げる必要があるのですね。しかしこれは、正義の問題というよりも、国防の問題として捉えた方が、ストレートだと思いました。

日本は現在、化石燃料を段階的に廃止する取り組みが不足しています。これを進めることが、エネルギー正義の最大の論点なのでしょう。

また日本は、日本国際協力銀行を通じて、フィリピンなどの国のLNGのガスプロジェクトに融資している、というのですね。これは不公正な融資であり、地球の友ジャパンは2024年に、日本政府に対して、化石燃料への資金提供を停止するように求める請願書を発表しました。LNGのほうが、石炭よりも24%、気候に悪影響を及ぼすのですね。

このような問題をどのように克服していくべきなのか。注視していきたいと思います。

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毎日新聞のインタビュー記事につきまして、訂正します。

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